2015年までの自分よお疲れ。そしてさらば。

いつのまにかhicata OSも3.8を過ぎてしまい、世間一般的から崖っぷちと言われる始末。自分もそれをネタにしてしまった事もあり、最近は拍車がかかっている気がしないでもない。

でもそれは、元々難なく過ごしたいタテマエだった。んだけど、やっぱりそうなのかと悶々とする自分に辟易し、みっともなく自分を見失ったりしながら、いつの間にか、放っといてくれというのが100%から60%へ、誰かに何とかしてほしいというのが40%くらいまでキテいる。男らしくないぞ。このままでは殻に閉じこもってしまいそうで、とにかく何とかしないといけない。

30歳から始まった店長という仕事が今年3月末で一区切り、やったこれからようやく自分がしたい仕事が出来る!はずだった9ヶ月。現実は、一層大人の事情を背景に、冷たくて苦い、誰もが目を背ける切り傷を拡げ、漠然としていたい人々にひたすら鉄槌を突き刺さなければいけない9ヶ月だった。一方、オフではひたすら見過ごしてきた自分の時間に戸惑い、麻酔が切れていく、薬付けから抜けていく、そんな感じで今年末を迎えている。

社会に出て、ずっとランダムな時間を過ごす生活を過ごしてきた。一つの事しか出来ないから、自由に出来てそれでちょうど良かった。やがてお店を任せてもらってカネの事は考えずとも良くなり、効率的に、自分自身面倒でない様に、自分の思い通りに過ごしてきた。そう思っていた。

店長になってからは、ますます自分という存在をなんとか“ここ”に留めてもらえる様、22時で帰宅は早い方、日付が変わっても納得いくまで、後先考えず仕事し続ける事が出来た。

家は寝る場所、休みは寝て過ごす。オフはどこに行く気も起こらず、誰に会おうともせず、その場しのぎの欲求だけで過ごしてきた。わずかな時間、ネットから日々湧いてくる様々な情報に、それが必要かどうかも考えず、ひたすら消費し続けてきた。自分が情報に振り回されている事にも気づかず、本来自分と向き合う時間を犠牲にしてきた。

そして今年。仕事が変わった。誰からこうだと決められた仕事はない。だからひたすら何が出来るか探し試し続ける。時々俺いらないよなという気すらしたりする。このままじゃ必要とされなくなる。なんとかしないと自分の居場所がなくなる。自分でいられなくなる。人からツカエナイと思われる。じわりじわり来る恐怖をかわす為、今まで通り仕事にしがみついた。

「店とスタッフを守る事」それがこれまで自分でいさせて貰えた、居場所を与えて貰っていた根本だと思い知る。守るべき範囲が広くなっただけだと言い聞かせる。なのに広がった所に、どうにも出来ない物がボンボン入ってくる。コントロールできない。守れない。思う存分時間がかけられる分、作業は早く片付く。作業にしがみつけない。自分でいられない。作業を仕事と混合していることにも気づかずに。

これまでの居場所には、自分がサポートすべき別の人がいる。そこに踏み込んではいけない。その人が初めて気づく、その機会を奪ってはならない。直接動かす仕事に費やす時間と収入が減った分、仕事の質の見直しを迫られる。これまでの自分にとっては有り余るぐらい、自分と向き合う時間が増えた。

空振りしている様な感覚。見たくない自分を見せつけられる感覚。それを埋める為、これまで通りネットに繋がり情報のシャワーを浴びようとする。何にもない自分が丸裸にされる様な気がするから、まるで麻薬みたいに、その場しのぎの欲求で物を増やし続ける自分がいる。でも全く充実しない。収入も減り、このまま誤魔化し続けたくても、買い物で紛らわし続ける事はもう出来ない。止めなきゃ。何のために、誰のために、これからどう生きてくか、考える事を始めないと。

ここの防波堤が、きっと普通は家族なんだろうなと痛感する。でもその家族もない。何をやってきたんだ。自分を責める自分が女々しく後悔しだす。

どう過ごして良いか分からない。仕事以外の人間と会わなければ!趣味を見つけなければ!自炊しなければ!結婚相手探さなければ!親に孫の顔を見せなければ!ますと!マスト!MUST!入り乱れるプレッシャー。腰が重くなる自分。追い打ちをかける様に、そこに畳みかける周りからの声。

言われなくてももう何十回と自分で言ってるんですよんな事は。それホントに俺の為?あなたが安心したい、カタチに当てはめて満足したいだけじゃないですか。相手の気持ちや考えなんて受け入れる余裕はない。無責任に、見える所だけ見て言いたい事を言ってくる様にしか見えない。なんだか違う気がする。こんなの続くはずがない。

これまで無関心だった所が、一般社会的にどれほど重要視されるものだったのかを思い知る。お。今年ある意味やっと一般社会に飛び込んだのかもしれぬ。ただでさえ世間からズレてたのになあ。ちょっと引き返せない所まで来てしまったなあ。週末どこにいくにも人だらけ。社会1年生。ふむ。さてどうする。

これまでの7年間からどう決別していくか。そんな事をようやく最近考えるに至った1年、それが2015年。これまで自分と向きあう時間がなかった分、続けてこれなかった事、捨ててしまった事を。まずは義務ではなく。完璧でなくても良いから。人の目を気にせずに、2016年は一つずつ、一つずつ地味に取り戻していこうと思う。

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